湯谷温泉は、日帰りで訪れるにはぴったりの場所です。古くから親しまれている奥三河のこの温泉地は、アクセスの良さも魅力の一つ。駅からほど近いため、気軽に足を運ぶことができます。散策と食事が楽しめる湯谷温泉の魅力を、この記事で紹介します。
温泉街を歩けば、その歴史を感じさせる風情ある景色が広がっています。また、地元食材を生かした料理を楽しめる飲食店も豊富にあり、どのように湯谷温泉での一日を楽しめるのか、その過ごし方を探っていきましょう。
※ アイキャッチ画像はじゃらんnetより
湯谷温泉の駅近食事処
田舎茶屋 まつや
湯谷温泉駅の最も近い食事処は「田舎茶屋 まつや」です。おすすめは五平餅で、うたい文句は「日本で2番目に美味しい五平餅」とのこと、一番目は家庭料理で二番目がまつやでいただく五平餅とゆう意味です。何とも粋なうたい文句ですね。
伝統の味噌たれをつけて美味しくいただく五平餅と味噌田楽がおすすめです。お土産屋さんとしての品そろえも豊富で仏法僧人形や土鈴の手作り民芸品は、見ているだけでも楽しくなります。お店の名前のごとく、田舎のお店に立ち寄った雰囲気が味わえます。
※ 画像は食べログより
まつや付近
湯谷温泉街はこじんまりしたエリアで、温泉街に飯田線の線路が敷かれています。まつや手前ではお店と踏切が隣接しており、飯田線の電車が目の前を通過するのを体験できます。
一方で、かつての賑わいがなく廃業されたホテルや旅館が当時のまま残されています。線路反対側では日帰り入浴施設「ゆかわ」が営業当時のまま残されているのは利用者が急減したことを象徴しているようでさみしい気持ちになりますね。
鳳来ゆ~ゆ~ありいな付近
大浴場と露天風呂
大浴場と露天風呂を楽しみたい方には「鳳来ゆ~ゆ~ありいな」がおすすめです。入浴施設とゆうよりもスポーツも楽しめる複合施設です。
施設内の「レストゆ~ゆ~」では地元の郷土料理のほかにそば、うどんがいただけます。食事のみでも気軽に立ち寄れるのが魅力です。湯谷温泉駅から徒歩10分の距離にあり車で訪れる方にも大きめの駐車場が確保されています。
※ 画像はゆーゆーアリーナHPより
※ 画像は食べログより
三河槙原駅
鳳来ゆ~ゆ~ありいなを出たらそのまま、三河槙原駅までの散策を楽しみましょう。別所街道を進んで30分ほどで到着です。1面2線のシンプルな駅構造です。
駅の前には晴らしい自然が広がります。かつて採石場として使用された岩肌の露出が印象的です。駅前の広場はかつての砕石置き場だったと想像されます。
散策に疲れたら奥三河蒸留所ヘ寄ってみましょう。こだわりのあるカフェのお店です。カフェの他にハーブティーがおすすめです。メニューにある「コーディアル」ではハーブやルバーブの味にこだわっています。
※ 画像は奥三河蒸溜所HPより
湯谷温泉付近を満喫した後は、普通列車でのんびり、または湯谷温泉駅から特急「伊那路」のご利用で帰路に向かいましょう。かつての賑わいを知っている方には、少し寂しい湯谷温泉ですが、私独自の楽しみ方を紹介してみました。参考になれば幸いです。