飯田線と千代駅:天竜川の流れとよこね田んぼに魅せられた旅

観光地

飯田線沿線の旅は、静かな自然と歴史が息づくエリアを巡る魅力が詰まっています。特に「千代駅」と日本三大急流の一つである「天竜川」が生み出す絶景や、地域ならではの観光や散策スポットは、多くの観光客や鉄道ファンの心を惹きつけています。

風光明媚な景観が広がる飯田線千代駅と天竜川エリアは、自然豊かなローカル線ならではの落ち着いた雰囲気を持つ人気スポットです。この章では、駅の特徴と周辺環境、アクセス方法、美しい天竜川の眺めや四季折々の見どころ、地元グルメや観光ポイントまで、千代駅と天竜川の魅力を中心にご紹介します。

※ アイキャッチ画像はぶら旅信州 HPより

千代駅と天竜川

千代駅の基本情報

千代駅は、長野県飯田市に位置するJR東海の飯田線の小さな無人駅です。特徴的なのは、まるで時間が止まったかのような趣のある駅舎と周囲の静かな集落です。

生活道路から駅へのアクセスには多少の坂道や階段がありますが、静寂な駅は非日常を感じさせてくれる場所です。待合所といったシンプルな作りが、それもまた千代駅の良さで、心静かなひとときが訪れる人を癒してくれます。飯田線の秘境駅に降りた感を醸し出すには最適であり、ゆったりした空気が私を満足させます。

※ 画像はWikipediaより

千代駅は飯田線の中でも歴史が長い駅の一つです。もともとは、沿線地域の生活物資や農産物を運ぶ交通の要所として誕生しました。時代と共に乗客数や周辺の風景は変化しましたが、現在も地元住民や観光客の重要な足として機能しています。

駅舎は年月を感じさせる素朴な造りで、訪れる人たちに昭和の面影を今に伝えています。長きにわたり地域を見守り続けている千代駅は、地元の歴史に欠かせない存在となっています。

1932年:三信鉄道門島 – 天竜峡間開通時に千代停留場として開設
1943年:三信鉄道が飯田線の一部として国有化、鉄道省(後の日本国有鉄道)に移管。同時に千代駅に昇格。
当時は、東海道本線浜松 – 名古屋間の各駅、飯田線の各駅、中央本線上諏訪 – 塩尻間の各駅と松本駅を発着する旅客のみ利用出来た。
※ Wikipediaより

月額99円から。WordPressも簡単にインストールできるレンタルサーバー

暴れ天竜

千代駅周辺には多くの魅力的なスポットが点在しており、特に天竜川沿いの美しい景色は訪れる人々を魅了します。千代駅から天竜川へ向かうルートは、四季折々の風景を楽しめる名所の一つです。特に紅葉の季節には、見事な色彩に包まれ、絶景が広がります。

散策ルートを楽しむ時間は、個々のペースで調整可能ですが、ゆったりとした気持ちで2時間程度の散歩をおすすめいたします。途中、絶好の写真スポットも多くあり、特に天竜渓谷の高さや景色は、多くの観光客にとって素晴らしい思い出となることでしょう。

千代駅近辺を流れる天竜川はダイナミックな景観とともに、急流で「暴れ天竜」とも呼ばれるほどの洪水の被害を引き起こしてきました。

※ 画像は日本旅マガジンより

一方で中央アルプスと南アルプスから流れてきた岩石が川幅の狭い天竜川でぶつかり細かな砂利となり、貴重なな砂利の場となりました。千代駅は砂利の運搬用に設置されたのが始まりのようです。

金原明善氏の功績は「暴れ天竜に挑んだ男」として今も貴重な記録が残されています。

金原 明善(きんぱら めいぜん、天保3年6月7日(1832年7月4日) – 大正12年(1923年)1月14日)は、明治時代の実業家。 静岡県浜名郡和田村村長。 天竜川の治水事業・北海道の開拓・植林事業など、近代日本の発展に活躍し、「義人」「道徳的経営者」と賞された。

※ 画像はじゃらんnetより

千代駅周辺

よこね田んぼ

千代駅に降り立ったら、周辺を気ままに歩いてみましょう。周辺に民家はありませんが、沢沿いに野道を30分ほど進むと、柿やリンゴ畑が現れ千代の集落にたどりつけます。すぐに千代独自の農業文化を目の当たりにし、この地にたどり着けたことに感激しました。集落にある立体的な田んぼは「よこね田んぼ」とよばれ棚田百選に選ばれています。

※ 画像は千代市 HP より

この地域の伝統的な文化が目に浮かびます。実りを祝う秋祭りには神楽が舞い神社では笛と太鼓の音が響くのでしょうか?収穫された稲は束ねて干され、お正月のしめ縄作りに利用されることでしょう。

地元のグルメ

千代駅周辺では、地元の食材を活かした郷土料理や特産品を楽しめます。例えば、天竜川の川魚を使った焼き魚や、信州名物のおやき、野沢菜漬けなどが味わえる食堂や売店が点在しています。季節の果物や新鮮な野菜、飯田市名産のリンゴを使ったジュースやジャムもお土産に喜ばれます。

食事は天竜峡駅まで移動しましょう。天竜駅そばには鉄道ファンに人気の店「時路屋食堂」があります。テーブル席が中心の店内では、麺類、丼物など美味しくいただけます。お店の名前も味がありますね。

※ 画像はRETTYより

そして、天竜川は昔から多様な魚種が生息し、釣り人に人気の川です。千代駅の周辺地もよく知られた釣りスポットで、特にアユ・マス・ニジマスなどの川魚が狙えます。シーズンになると早朝から釣り人が訪れ、静かな川辺でゆっくり糸を垂らすのは格別のひとときです。家族連れや初心者向けの釣り体験イベント、サポートしてくれる地元のガイドもいるので、手ぶらでも安心して楽しめるのが魅力です

まとめ

飯田線と千代駅周辺は、都会の喧騒から離れて静かな自然に包まれる特別な場所です。千代駅に降り立つと、目の前に広がる天竜川の雄大な流れや、季節ごとに表情を変えるよこね田んぼの風景が訪れる人々を迎えてくれます。鉄道ファンにとってはレトロな雰囲気の駅舎やローカル列車の旅情、写真愛好家には四季折々の美しい景観が魅力でしょう。

地元の人々とのふれあいも、この地ならではの体験の一つです。日常から少し足を延ばして訪れてみれば、この土地ならではの時間の流れを実感できることでしょう。飯田線と千代駅、そしてよこね田んぼの絶景を心ゆくまで満喫してください。

タイトルとURLをコピーしました